当事務所の解決事例
2015.09.10
【No.012】関節捻挫の怪我を負い14級9号の後遺障害が認められた40代の男性について賠償金150万円の増額に成功した事例
相談者:男性Tさん(40代)
職業:介護
怪我の内容:関節捻挫
後遺障害等級:14級
項目名 | 交渉前 (自賠責基準) |
交渉後 |
---|---|---|
治療費 | 1,160,000円 | 1,160,000円 |
通院交通費 | 30,000円 | 30,000円 |
入通院慰謝料 | 600,000円 | 1,140,000円 |
後遺障害慰謝料 | 750,000円 | 1,100,000円 |
後遺障害逸失利益 | 0円 | 620,000円 |
休業損害 | 150,000円 | 150,000円 |
合計 | 2,690,000円 | 4,200,000円 |
背景
介護の仕事に従事するTさんは、自動車を運転して左からきた車両と衝突し関節捻挫の怪我を負いました。9ヶ月間ほど治療を受けましたが、関節の痛みの症状がなくなりませんでした。通院後、先方の保険会社から治療費打ち切りの話があったことから、当方と友好関係にある後遺障害専門家にご相談いただき、後遺障害14等級の認定を得たうえで、当事務所にご相談いただきました。
弁護士の関わり
認定された、14級9号の後遺障害を前提として、先方の保険会社と示談交渉を開始しました。後遺障害認定後、先方の保険会社と交渉を開始しました。
交渉の結果、14等級としては上限の110万円の慰謝料と、14等級としては上限の5年分の後遺障害逸失利益が認められ、治療費を除いた手取り金額を自賠責保険の基準のほぼ倍額に増額させることができました。
所感
Tさんのケースでは、後遺障害がお仕事に与える影響の大きい職種であったこともあり、後遺障害について満額の賠償を獲得することもできました。後遺障害に関する賠償金の額は、職種によっても変わってきます。
後遺障害が認定されたが、提示されている賠償金の額が十分なものなのか不安だという方は、ぜひ一度弁護士のご相談ください。