当事務所の解決事例
2017.03.03
【No.030】後遺障害非該当の40代兼業主婦の女性について、賠償金約133万円の獲得に成功した事例
相談者:女性Sさん(40代)
職業:兼業主婦
傷害の内容:頸椎捻挫
項目名 | 獲得金額 |
---|---|
治療費 | 570,000円 |
通院交通費 | 10,000円 |
入通院慰謝料 | 870,000円 |
休業損害 | 450,000円 |
合計 | 1,900,000円 |
背景
兼業主婦のSさんは、自動車を運転していて停車中に後ろから追突されて事故に遭い、頸椎捻挫の傷害を負いました。事故後、整形外科に約7ヵ月間通院し、症状固定となりました。
弁護士の関わり
固定後、医師に後遺障害診断書を書いてもらったものの、相手保険会社に後遺障害診断書を渡してしまうことに不安を感じられたことから、弁護士に相談いただきました。
当事務所と連携関係にある後遺障害申請専門家を通して後遺障害の申請をおこないました。1度目の結果は非該当で、異議申立までおこないましたが残念ながら再度の結果も非該当でした。
訴訟としたうえで、裁判の場で直接後遺障害を認定してもらう、という方法もありましたが、ご本人ともお話したうえで、傷害分の慰謝料、休業損害で示談する方向で交渉し、裁判をおこなった場合に近い金額で示談することができました。
所感
Sさんのケースでは、残念ながら、後遺障害の認定を得ることはできませんでした。
症状固定後、痛みなどの症状が残ってしまった場合であっても、残念ながら後遺障害の認定を得られない場合もあります。
そういった場合については、ご依頼者とご相談させていただき
①訴訟を起こし、裁判の場で直接、後遺障害についての賠償金を求めていく
②傷害分の慰謝料や休業損害分で示談する
という方法を取らせていただいています。
症状が残っているのに後遺障害が認められない、という事態は、 残念ながらあり得ます。そのような限られた条件の中で、最大限の賠償金を得るべく尽力していきます。
交通事故に遭い、半年以上通院したのに良くならず、どうしていいかわからない、という方は、是非弁護士にご相談ください。