当事務所の解決事例

2017.12.02

【No.040】後遺障害非該当の60代会社役員の男性について賠償金14万円の増額に成功した事例

相談者:男性Kさん(60代)
職業:会社役員
傷害の内容:頚椎捻挫(むちうち)

項目名 交渉前 交渉後
治療費 300,000円 300,000円
通院交通費 3,000円 3,000円
入通院慰謝料 355,000円 496,000円
合計 658,000 799,000

 

背景

会社役員のKさんは、自動車を運転して幹線道路を走行中、合流地点に近づいたため減速したところ、後ろから走行してきた自動車に衝突されて、頸椎捻挫いわゆるむち打ちの怪我を負いました。整形外科に1ヶ月に1~2回の頻度で約1年3カ月間通院し、症状固定となりました。

弁護士の関わり

弊所にご相談いただく前に、被害者請求の方法で後遺障害の申請をおこなっておられましたが、残念ながら、異議申立の結果も、非該当というものでした。
後遺障害非該当を前提に、精一杯の慰謝料を得ていくべく、弊事務所にご依頼をいただきました。

所感

Kさんのケースでは、残念ながら後遺障害は非該当でしたが、一定程度、慰謝料の増額を図ることができました。
なお、Kさんのケースでは、使用できる弁護士特約(弁護士保険)がなかったため、弊事務所の報酬は、賠償金の中からお支払をいただきました。

この点、弊事務所においては、ご依頼前に保険会社からの示談提示のある方については、報酬金額は増額分の1/2を上限とさせていただいております。
Kさんのケースでは、弊事務所の交渉により14万円の増額を図ることができたことから、報酬金額は7万円とさせていただきました。

相手保険会社から示談の提示を受けたが、納得がいかない、また、示談してしまってよいのかわからない、という方は、ぜひ一度、弁護士にご相談ください。