当事務所の解決事例
2018.03.21
【No.050】後遺症を残さず完治した30代兼業主婦の女性について賠償金18万円の増額に成功した事例
相談者:女性Nさん(30代)
職業:兼業主婦
傷害の内容:外傷性頚部症候群、腰部打撲
項目名 | 交渉前 | 交渉後 |
---|---|---|
治療費 | 330,000円 | 330,000円 |
通院交通費 | 10,000円 | 10,000円 |
入通院慰謝料 | 270,000円 | 450,000円 |
休業損害 | 180,000円 | 180,000円 |
合計 | 780,000円 | 970,000円 |
背景
兼業主婦のNさんは、夫の運転する自動車に同乗して、信号機のある交差点を通過中、信号無視をして交差点に進入してきた自動車と垂直に衝突し、外傷性頚部症候群いわゆるむち打ちや腰部打撲といった怪我を負いました。整形外科に約3ヵ月間通院し、後遺症を残すことなく完治しました。
弁護士の関わり
治療終了後、保険会社から提示を受けた賠償金額に不安を感じられたことから、弁護士にご相談をいただきました。
ご依頼後、すぐに保険会社と示談交渉を開始し、1ヵ月半ほどで、治療期間に照らして妥当と考えられる賠償額の提案を引き出し、示談に至ることができました。
所感
Nさんのケースでは、ご相談から1ヵ月半ほどで、賠償額を増額し示談に至ることができました。弁護士にご依頼をいただいた場合、後遺障害の申請や裁判をおこなったりすると、多くの時間がかかる場合が多いことも事実です。その一方で、Nさんのケースのように、既に相手保険会社から示談が提示されている場合には、それほど時間を要さずして、賠償額を増額できる場合もあります。Nさんのケースでは、弁護士費用特約も使えたので、Nさん自身には金銭的負担も無く、賠償額を増額させることができました。
相手保険会社から示談案が提示されたという方は、示談してしまう前に、ぜひ一度、弁護士にご相談ください。