当事務所の解決事例
2020.02.20
【No.083】後遺症を残さず完治した70代専業主婦の女性について、賠償金16万円の増額に成功した事例
相談者:女性Yさん(70代)
職業:専業主婦
傷害の内容:頸椎捻挫等
項目名 | 交渉前 | 交渉後 |
---|---|---|
治療費 | 50,000円 | 50,000円 |
休業損害 | 60,000円 | 135,000円 |
傷害慰謝料 | 80,000円 | 165,000円 |
合計 | 190,000円 | 350,000円 |
背景
70代専業主婦の女性Yさんは、信号待ちで停車中に、後ろから来た自動車に追突される事故に遭いました。Yさんは、この事故により、頸椎捻挫等の怪我を負い、整形外科に1カ月弱の間通院し、ほぼ完治しました。
弁護士の関わり
治療終了後、相手損保から示談の提示を受け、弊所にご相談いただきました。
示談案を拝見したところ、休業損害、入通院慰謝料共に、いわゆる裁判の基準と比べて低額の提示となっていました。
ご依頼後、交渉を開始し、ご依頼から3週間弱で、裁判をおこなった場合と同額の示談金額を引き出すことができ、この金額で示談となりました。
所感
本件事故の怪我によるYさんの通院期間は、1カ月弱と、決して長期にわたるものではありませんでした。
通院期間が長くない場合、慰謝料金額はそれほど大きなものとはなりませんが、それでも、弁護士介入により、本件のように賠償金額が倍以上となる場合があります。
Yさんのケースでは、弁護士費用特約が使用できたため、賠償金の中から弁護士報酬をいただくことも無く、増加した分を含め、すべてYさんの手取りとなりました。
また、ご依頼から示談締結までにかかった期間も、約1カ月間と、それほど期間を要さずに解決を図ることができました。
事故によりお怪我をされた、という方は、是非一度ご相談ください。