当事務所の解決事例

2022.04.14

【No.157】完治した30代会社員男性と30代兼業主婦女性の夫婦について、夫賠償金50万円妻賠償金65万円の獲得に成功した事例

相談者:Mさんご夫婦
職業:会社員・兼業主婦
傷害の内容の内容:夫・腰椎捻挫、妻・外傷性頚部症候群、腰椎捻挫

項目名
治療費 100,000円 190,000円
休業損害 0円 170,000円
入通院慰謝料 500,000円 480,000円
合計 600,000円 840,000円

 

背景

30代会社員と兼業主婦のMさんご夫婦は、夫が運転し妻と2歳の子が後部座席に乗車した普通乗用自動車で公道を走行し、赤信号に差し掛かったので停車しようとした矢先、後方から走行してきた普通乗用自動車に衝突されるという事故に遭いました。

夫は、腰椎捻挫の診断を受け、整形外科に10回、3カ月間に渡って通院し完治しました。また、妻の方は、整形外科に4回、接骨院に約20回、夫と同様3カ月間に渡って通院し完治しました。

弁護士の関わり

事故の約2カ月後の段階でご依頼いただきました。

ご依頼後、程なくしてご夫婦とも完治されたとの連絡を受け、賠償交渉を開始しました。

治療期間が長期にわたらなかったこともあって、当初からかなり適正額に近い提示がなされました。

提示から若干調整を行い、夫については慰謝料を裁判基準の約93%とする金額で、妻については慰謝料を裁判基準の90%とし主婦休損も1カ月程度分計上された金額で和解することができました。

所感

Mさんご夫婦の事故では、ご夫婦で事故態様も治療期間も共通していましたが、奥さんの方が賠償金額が大きくなりました。

奥さんの方が賠償金額が大きくなったのは、主婦休損によるものです。

専業・兼業を問わず、主婦の方について言えば、主婦休損が相当な金額になるので、全体の賠償金額は高額なものになりがちです。

そして、兼業主婦の方について言えば、お仕事の休業が無い、又は少なくとも、家事への支障が実際にあれば、主婦休損は支払われる可能性が高いです。

交通事故に遭われてお怪我をされた、という方は、当事務所にご相談ください。