当事務所の解決事例
2023.04.10
【No.196】完治した30代兼業主婦の女性について、賠償金58万円の獲得に成功した事例
相談者:女性Iさん
職業:兼業主婦
傷害の内容:外傷性頚部症候群等
項目 | 獲得金額 |
---|---|
治療費 | 110,000円 |
通院交通費 | 10,000円 |
入通院慰謝料 | 495,000円 |
休業損害 | 75,000円 |
合計 | 690,000円 |
背景
30代兼業主婦の女性Iさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行し、前を走行する自動車が停止して右折ウィンカーを点灯させたことから自車も停車させたところ、後方から走行してきた普通乗用自動車に衝突される事故に遭いました。
Iさんは、事故翌日に受診した整形外科で外傷性頚部症候群等の診断を受け、その後、整形外科に約3カ月間に渡って通院し、完治しました。
弁護士の関わり
事故の約1カ月半後にご依頼いただきました。
ご依頼後、しばらく通院いただき、完治されたという連絡を受けて、賠償交渉を開始しました。
交渉の結果、慰謝料について裁判を行った場合の約94%の金額が計上され、主婦休損についてもある程度計上された金額で示談となりました。
所感
Iさんのケースでは、治療期間自体は約3カ月間弱とそれほど長期に渡らず、かつ、Iさんにはお仕事の休業はありませんでしたが、主婦としての休業損害も、ある程度の額の支払を得ることができました。
一般的に、事故によるお怪我がお仕事に与える影響と家事に与える影響は別物と言えますので、お仕事の休業が無いからと言って、必ずしも、主婦としての休業損害がゼロ、とは言えません。
むしろ、当法人の経験としては、お仕事をされながら家事もされていた兼業主婦の方について言えば、お仕事の休業が無い場合であっても、一定程度の主婦休損を獲得できる場合が多いです。
交通事故に遭われてお怪我をされた兼業主婦の方は、是非、当事務所にご相談ください。