当事務所の解決事例
2023.05.26
【No.201】完治した40代会社員の男性について、賠償金10万円の増額に成功した事例
相談者:男性Iさん
職業:会社員
傷害の内容:外傷性頚部症候群
項目名 | 依頼前 | 依頼後 |
---|---|---|
治療費 | 630,000円 | 630,000円 |
通院費 | 3,000円 | 3,000円 |
休業損害 | 85,000円 | 115,000円 |
入通院慰謝料 | 615,334円 | 696,445円 |
過失相殺(-10%) | -133,333円 | -144,445円 |
合計 | 1,200,000円 | 1,300,000円 |
背景
40代会社員の男性Iさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行し、信号機で交通整理のされた交差点に差し掛かり青信号で直進進行しようとしたところ、対向方向から右折進行してきた普通乗用自動車に衝突される事故に遭いました。
Iさんは、事故後救急搬送された総合病院において、左大腿打撲、外傷性頚部症候群の診断を受けました。その後、約4カ月余りに渡り、接骨院をメインとしつつ総合病院にも通院し、完治しました。
弁護士の関わり
治療を終了し、相手方損保から示談の提案を受けた段階で、保険代理店を通じてご依頼いただきました。
相手方損保の示談案においては、通院期間がそれほど長期に渡っていなかったこともあり、ある程度妥当金額に近い金額が計上されていましたが、増額の余地がないわけではありませんでした。
交渉の結果、慰謝料について、裁判を行った場合の約95%の金額を前提として、依頼前と比較して約10万円増額した金額で示談することができました。
所感
Iさんのケースでは、弁護士介入前に提示を受けていた示談案も、それほど不当というわけではありませんでした。
そうであっても、少しでも増額の余地があれば、弁護士を介入させることは無駄ではありません。
交通事故に遭われてお怪我をされ、示談提案を受けた方は、是非、当事務所にご相談ください。