当事務所の解決事例

2023.11.22

【No.228】完治した70代会社員の男性について、賠償金24万円の増額に成功した事例

相談者:Tさん
職業:会社員
傷害の内容:右胸部打撲、右足関節挫傷

項目名 依頼前 依頼後
治療費 170,000円 170,000円
通院費 3,000円 3,000円
雑費 15,000円 15,000円
休業補償 92,000円 118,000円
入通院慰謝料 500,000円 714,000円
合計 780,000円 1,020,000円

 

背景

70代会社員の男性Tさんは、信号機のないT字路交差点において、歩いて道路を横断していたところ、右折進行してきた普通乗用自動車に右足を踏まれ、顔面も車体に衝突されるという事故に遭いました。

Tさんは、総合病院に救急搬送され、右胸部打撲、右足関節挫傷の診断を受けました。その後、Tさんは、最初に救急搬送された総合病院に12回、5カ月弱に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

治療終了後、相手損保から示談提案があった段階で、保険代理店の方を通じてご依頼いただきました。

ご依頼後、すぐに示談交渉を開始したところ、相手損保から、依頼前と比較して約15万円増額された示談案が示されました。

この段階でご本人の意向をうかがい、示談の枠内での解決を望まれるということであったため、交渉を進めました。

結果、最終的に、さらに9万円の増額を図ることができました。

所感

Tさんのケースでは、ご依頼いただいてから示談締結までにかかった期間は、1カ月弱でした。

このように、相手方から既に示談提案があり、かつ、示談で解決できる場合であれば、ご依頼から1カ月程度で示談に至れることも多いです。

Tさんのケースでは、保険代理店の方が示談前に関与できたために弁護士依頼につながりましたが、弁護士に相談することなく、相手損保の示談案をそのまま受け入れてしまっている方が相当おられるものと推察されます。

交通事故に遭われてお怪我をされ、相手方から示談提案を受けた方は、示談される前に、是非、当事務所にご相談ください。