当事務所の解決事例

2024.04.12

【No.248】後遺障害非該当の30代会社員の男性について、賠償金51万円の増額に成功した事例

相談者:Hさん
職業:会社員
傷害の内容:両膝打撲、等

項目名 依頼前 依頼後
治療費 900,000円 900,000円
通院費 5,000円 5,000円
文書料 0円 20,000円
休業損害 260,000円 320,000円
入通院慰謝料 350,000円 800,000円
合計 1,515,000 2,045,000円

 

背景

30代会社員の男性Hさんは、信号機で交通整理のされた交差点において、青信号で青信号で横断歩道上を歩いて渡っていたところ、Hさんから見て右後方から、左折進行してきた普通乗用自動車に衝突される事故に遭いました。

Hさんは、事故直後、救急車で総合病院に搬送されました。事故の約半月後には、診断名が両膝打撲等に固まりました。Hさんは、整形外科医院に約半年間に渡って通院し、症状固定となりました。

弁護士の関わり

治療終了後、相手損保から示談提案を受けた時点でご依頼いただきました。

ご依頼時点で未だ痛みの症状が残っていたため、後遺障害申請を進めました。ただ、異議申立まで行いましたが、残念ながら結果は非該当でした。

非該当という結果を前提に、示談交渉を開始しました。

示談交渉の結果、異議の結果が非該当という通知を受けてから1カ月弱ほどで、慰謝料について裁判の基準の90%とする金額で示談となりました。

所感

Hさんのケースでは、後遺障害について、異議申立まで行いましたが、それでも結果は非該当でした。

それでも、当初相手損保から受けていた提示金額が低かったため、交渉により賠償金額は50万円以上増額しました。

むち打ちや打撲により、症状が残ってしまったとしても、必ずしも後遺障害が認定されるわけではなく、残念ながら非該当となってしまうケースも少なくありません。

そして、後遺障害が非該当となってしまった場合こそ、入通院慰謝料や休業損害について、最大限の金額を得ていく必要があります。

事故に遭われて、むち打ちや打撲のお怪我をされた方は、是非、当事務所にご相談ください。