当事務所の解決事例

2024.07.08

【No.254】完治した40代兼業主婦の女性について、賠償金85万円の獲得に成功した事例

相談者:女性Mさん
職業:兼業主婦
傷害の内容:左膝打撲、左肩打撲、背部捻挫

項目 獲得金額
治療費 240,000円
雑費 10,000円
休業損害 150,000円
入通院慰謝料 700,000円
合計 1,100,000円

 

背景

40代兼業主婦の女性Mさんは、タクシーに乗車していました。Mさんの乗車していたタクシーが、信号機のない十字路の交差点に差しかかり、直進進行しようとしたところ、右側から同じく直進進行してきた普通乗用自動車がMさんが乗車していたタクシーに衝突する、という事故に遭いました。

Mさんは、救急車で総合病院に搬送され、左膝打撲擦過傷、という診断を受けました。その後、Mさんは、整形外科に5回、約4か月半に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

治療終了間際の段階でご依頼いただきました。

ご依頼後、病院から相手損保にすべての診断書が送付されるのを待って、すぐに示談交渉を開始しました。

診断書がそろい、示談交渉を開始してから2週間ほどで、主婦休損の一部と、慰謝料について裁判所の基準の約93%の金額が計上された金額で示談することができました。

所感

Mさんは、元々損害保険関係のお仕事をされていたこともあり、当初から、裁判所の基準で慰謝料を請求したい、という要望でご依頼いただきました。

後遺症を残さず完治した場合であっても、弁護士を通すことにより入通院慰謝料の算定基準が変わり、それに伴い金額自体が変わってきますので、弁護士を介入させるメリットはあります。

そうなりますので、特に過失割合が争いになっているとか、相手方に不満があるといった場合でなくても、お怪我をされて一定期間通院をされていたようなケースであれば、弁護士を介入させるべきということになります。

事故に遭われてお怪我をされ、通院をされた方は、是非、当事務所にご相談ください。