当事務所の解決事例

2024.07.08

【No.256】後遺障害非該当の40代会社員の男性について、賠償金63万円の獲得に成功した事例

相談者:男性Fさん
職業:会社員
傷害の内容:外傷性頚部症候群

項目 獲得金額
治療費 820,000円
通院交通費 7,000円
入通院慰謝料 985,500円
過失相殺(20%) -362,500円
合計 1,450,000円

 

背景

40代会社員の男性Fさんは、普通乗用自動車を運転して、信号機のある交差点に至り停車していました。Fさんは、信号機の色が青になったことから、自車を発進させ、交差点を通過したところ、交差点の先の左側の脇道から、一旦停止規制を無視して走行してきた普通乗用自動車に衝突される、という事故に遭いました。

Fさんは、事故の3日後に受診した整形外科で、頚椎捻挫等の診断を受けました。その後、整形外科と接骨院に約8カ月半に渡って通院し、症状固定となりました。

弁護士の関わり

事故から7カ月余り経った時点でご依頼いただきました。

治療終了の連絡を受け、後遺障害の申請を行いました。1回目の結果は非該当で、これに対し、異議申立まで行いましたが、残念ながらやはり結果は非該当でした。

非該当という結果を前提に示談交渉を開始し、交渉開始から2カ月弱で、慰謝料について裁判所の基準の約92%とする金額で示談することができました。

所感

Fさんのケースでは、異議申立まで行ったものの後遺障害は認定されず、また、こちらにも過失がある事故で休業損害もなかったことから、治療期間の割には賠償金額は大きなものとならなかったという印象を、ご本人ももたれたかもしれません。

当事務所としては、所与の条件の中で、選択肢を提示し、依頼者の意向を踏まえ最善と考えられる手段を取っていきます。

思った通りの金額が必ず取れるわけではないにせよ、過去の変えられない事実やかけられる時間などの限られた条件の中で、最大限の金額を獲得していきます。

事故に遭われてお怪我をされた方は、是非、早い段階で、当事務所にご相談ください。