当事務所の解決事例

2024.11.13

【No.279】後遺障害非該当の40代兼業主婦の女性について、賠償金175万円の獲得に成功した事例

相談者:女性Tさん
職業:兼業主婦
傷害の内容:外傷性頚部症候群等

項目 獲得金額
治療費 530,000円
通院交通費 5,000円
休業損害 920,000円
傷害慰謝料 825,000円
合計 2,280,000円

 

背景

40代兼業主婦の女性Tさんは、普通乗用自動車を運転して、店舗駐車場から出ようと、店舗前の交差点で、赤信号で信号待ちをしていました。信号機が青信号に変わったことから、Tさんが右折進行しようとしたところ、Tさんから見て右側から、赤信号を無視して交差点内に直進進行してきた普通乗用自動車が、Tさんの対向直進車を突き飛ばし、この対向直進車がTさん車両に追突する、という事故に遭いました。

Tさんは、救急搬送された総合病院で、頭部打撲、外傷性頚部症候群等の診断を受けました。その後、Tさんは、整形外科クリニックに約半年間に渡って通院し、症状固定となりました。

弁護士の関わり

事故の3日後という直後と言える段階でご依頼いただきました。

治療を終了され、後遺障害申請を行いましたが結果は非該当でした。異議申立は行わず、非該当という結果を前提に示談交渉を開始しました。

示談交渉段階でかなり高額の主婦休損の提示を受けたことから、示談交渉の枠内で解決を図ることとし、慰謝料額について調整をおこなったうえで示談となりました。

所感

Tさんのケースでは、後遺障害は非該当でしたが、多額の主婦休損の支払いを得ることができたため、賠償金額も全体として相当大きなものとなりました。

自分以外の方のために家事をされていた方であれば、例えお仕事をされていた場合であっても、基本的に、主婦としての休業損害を請求することができます。

Tさんのケースでは、裁判を行っても難しいであろう金額の主婦休損の提示を受けることができ、早期に示談することができました。

事故に遭われて、お怪我をされた兼業主婦の方は、一度、当事務所にご相談ください。