当事務所の解決事例

2024.11.29

【No.281】完治した20代会社員の男性について、賠償金90万円の獲得に成功した事例

相談者:男性Sさん
職業:会社員
傷害の内容:胸骨骨折、右坐骨骨折、外傷性クモ膜下出血

項目 獲得金額
治療費 130,000円
入院雑費 3,000円
入院付添費 13,000円
通院交通費 16,000円
通院付添費 3,000円
付添交通費 68,000円
休業損害 717,000円
傷害慰謝料 640,000円
家賃 150,000円
合計 1,740,000円

 

背景

20代会社員の男性Sさんは、普通乗用自動車を運転して、公道を走行していたところ、対向方向から走行してきてセンターラインを割ってきた普通乗用自動車と正面衝突する、という事故に遭いました。

Sさんは、救急搬送された総合病院で、胸骨骨折、右坐骨骨折、外傷性クモ膜下出血等の診断を受けました。Sさんは、救急搬送された病院に2日間入院し退院した後、約2カ月半、合計5回に渡って通院し、完治しました。

弁護士の関わり

事故の約10日にご依頼いただきました。

治療を終了されたということで示談交渉を開始し、治療終了から約5カ月ほどの期間を要し、慰謝料について、裁判所の基準の約90%の金額で示談することができました。

所感

Sさんのケースでは、治療期間こそ長期に渡らず完治したものの、事故による怪我は、骨折やクモ膜下出血を伴う重篤なものでした。

骨折等、他覚所見のある怪我を負われた場合には、通院期間が同じであったとしても、ムチ打ち等他覚所見の無い怪我を負われた場合と比較して、慰謝料の額は大きくなります。

Sさんのケースでも、治療期間は長くはなく退院後の通院回数も5回のみでしたが、全体としての賠償金はある程度大きなものとなりました。

事故に遭われて、大きなお怪我をされた方は、早めに、当事務所にご相談ください。