当事務所の解決事例
2025.04.07
【No.297】完治した40代会社員の男性について、賠償金62万円の獲得に成功した事例
相談者:男性Ⅰさん
職業:会社員
傷害の内容:頚椎捻挫
項目 | 獲得金額 |
---|---|
治療費 | 310,000円 |
慰謝料 | 620,000円 |
合計 | 930,000円 |
背景
40代会社員の男性Ⅰさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行し、信号機で交通整理のされた交差点に至り停車していたところ、後ろから走行してきた普通乗用自動車に衝突される、という事故に遭いました。
Ⅰさんは、事故当日に受診した整形外科で、頚椎捻挫の診断を受けました。その後、Ⅰさんは、接骨院に4カ月弱に渡って通院し、完治しました。
弁護士の関わり
事故から3カ月ほど経過した時点でご依頼いただきました。
ご依頼時点で整形外科への通院は1回のみで、あとは接骨院への通院のみでしたが、完治が近かったため、接骨院にできるだけ通院し、完治次第賠償交渉を行っていくこととしました。
完治後、示談交渉を行い、最終通院日から1カ月ほどで示談することができました。
所感
Ⅰさんは、事故後1回だけ整形外科に通院し、あとは接骨院にのみ通院していました。
この点、当法人では、治療期間中にご依頼いただいた場合には、接骨院だけではなく、必ず、病院にも並行して通院してもらうよう、強く勧めています。
これは、通院が接骨院のみであった場合、途中で治療費支払いが打ち切られたときに治療期間延長のための医師の意見書も取得できませんし、仮に後遺症が残った場合でも、後遺障害診断書も取得できないからです。
ただ、Ⅰさんには、こういったお話もさせていただいたのですが、完治が近かったため、接骨院に通えるだけ通ったうえで示談する流れとなりました。
事故に遭われた方は、ご依頼が早ければ早いほど打てる方策は多くなりますので、早い段階で当事務所にご相談ください。