当事務所の解決事例
2025.04.09
【No.298】完治した40代会社員の男性について、賠償金125万円の獲得に成功した事例
相談者:男性Yさん
職業:会社員
傷害の内容:外傷性頚部症候群
項目 | 獲得金額 |
---|---|
治療費 | 1,040,000円 |
通院交通費 | 10,000円 |
休業損害 | 220,000円 |
慰謝料 | 1,020,000円 |
合計 | 2,290,000円 |
背景
40代会社員の男性Yさんは、普通乗用自動車を運転して公道を走行し、信号機で交通整理のされた交差点に至り停車していたところ、後ろから走行してきた普通乗用自動車に衝突される、という事故に遭いました。
Yさんは、事故の3日後に受診した急患医療センターで、外傷性頚部症候群の診断を受けました。その後、Yさんは、整形外科と接骨院に9カ月余りに渡って通院し、完治しました。
弁護士の関わり
事故から3カ月余りが経過した時点でご依頼いただきました。
完治されたということで示談交渉を開始し、交渉開始から2カ月ほどで、慰謝料について裁判所の基準の約92%の金額で示談することができました。
所感
Yさんは、後遺症も残らず完治しましたが、9カ月余りの治療期間中、治療費は問題なく支払われましたし、慰謝料も、大きな争いとなることもなく現実の治療期間を前提に支払われました。
一般的に、他覚所見の無い打撲やむち打ち症の場合、完治又は症状固定までの期間は、6カ月間が一つの目安となります。
ただ、事故の規模が大きく、事故の瞬間身体に加えられた衝撃も大きいと考えられる場合には、妥当とされる治療期間も長くなります。
Yさんのケースでも、事故によるYさんの自動車の修理費用が約55万円と高額に上っており、規模が大きいとみなされる事故であったこともあって、9カ月という治療期間が問題となることもありませんでした。
事故に遭われ、修理費が多額に上ったという方は、早い段階で当事務所にご相談ください。