当事務所の解決事例
2025.04.16
【No.299】14級9号認定の80代専業主婦の女性について、賠償金433万円の獲得に成功した事例
相談者:女性Sさん
職業:専業主婦
後遺障害の内容:14級9号
項目 | 獲得金額 |
---|---|
治療費 | 590,000円 |
入院雑費 | 210,000円 |
通院付添費 | 20,000円 |
文書料 | 10,000円 |
装具費用 | 160,000円 |
入通院慰謝料 | 2,380,000円 |
休業損害 | 1,340,000円 |
後遺障害慰謝料 | 990,000円 |
後遺障害逸失利益 | 660,000円 |
過失相殺(-20%) | -1,272,000円 |
合計 | 5,088,000円 |
背景
80代専業主婦の女性Sさんは、原動機付き自転車を運転して公道を走行し、信号機の無い交差点に至り直進進行しようとしたところ、右側から交差点内に直進進行してきた普通貨物自動車に衝突される、という事故に遭いました。
Sさんは、救急搬送された総合病院で、左頬骨骨折、左肩甲骨骨折、右開放性脛骨腓骨骨幹部粉砕骨折、左第3中手骨頚部骨折、等の診断を受けました。Sさんは、救急搬送された総合病院に5カ月間に渡り入院した外、6回通院し、症状固定となりました。
弁護士の関わり
治療中の段階で一度ご相談いただいた後、後遺障害認定を受けられた後にご依頼いただきました。
異議申立はおこなわずに14級という後遺障害を前提に示談交渉を開始し、入通院慰謝料と後遺障害慰謝料について、裁判所の基準の90%の金額で示談することができました。
所感
Sさんは、事故により複数の骨折の怪我を負い、5カ月間の長期にわたって入院していました。
裁判所の基準でいくと、ムチ打ちや打撲よりも骨折など他覚所見のある場合の方が慰謝料の額は高くなります。また、通院よりも入院した場合の方が、慰謝料の額は高くなります。
Sさんのケースでも、骨折で長期間入院していたことから、慰謝料の額は高額となりました。
事故に遭われ、怪我をされて入院されていた、という方は、当事務所にご相談ください。